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蔵出しみかんとは?
蔵出しみかんとは、12月〜1月に収穫したみかん(晩生)を1、2か月間貯蔵箱で熟成させ、年明けに出荷する本格貯蔵みかんのことです。
※まごころ産直みかんでの出荷は1月中旬〜2月下旬
収穫したみかんを土壁でできた蔵で貯蔵することで、酸味がまろやかになり、甘味、旨味のぎゅっと詰まった、とろりとまろやかな味わいのみかんに仕上がります。

蔵出しみかんと普通のみかんの違いは?
蔵出しみかんと普通のみかんの最大の違いは、収穫後に一定期間、貯蔵・熟成させるかどうかにあります。
それぞれの特徴を比べると、その違いがよくわかります。
| 項目 | 蔵出し みかん | 普通の みかん |
|---|---|---|
| 収穫後 | 収穫後、蔵で1~3ヶ月貯蔵・熟成させてから出荷します。 | 収穫後、すぐに出荷します。 |
| 旬な時期 | 1月~3月頃 | 9月~12月頃 |
| 味の特徴 | 酸味がまろやかで、凝縮された濃厚な甘みとコクがあります。 | フレッシュな酸味と甘みのバランスが良いです。 |
蔵出しみかん「蔵出し」の意味とは?なぜ“蔵”に入れるのか


「蔵出し」とは、その名の通り「蔵から出して出荷する」ことを意味します。では、なぜわざわざみかんを蔵に入れるのでしょうか。それには、美味しさを追求した先人の知恵が詰まっています。
美味しさを最大限に引き出すため(熟成)
みかんは貯蔵されることでゆっくりと呼吸し、酸味の主成分であるクエン酸を消費していきます。
これにより、酸味の角が取れて味がまろやかになります。同時に、果実の水分が少しずつ蒸発することで糖分が凝縮され、甘みがより濃厚に感じられるようになるのです。
みかんを長く楽しむため(長期保存)
冷蔵技術がなかった時代、人々は温度と湿度が一定に保たれる土壁の蔵などを利用し、農作物を大切に保存していました。
この知恵を活かすことで、収穫シーズンが終わった冬の終わりから春先にかけても、美味しいみかんを出荷することを可能にしました。
蔵の構造・蔵での作業のことは、こちらで詳しくお話しています。
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蔵出しみかんの味・特徴
特徴①濃厚な甘み

蔵でじっくりと熟成させることで、みかんの水分が適度に蒸発し、甘味と旨味がぎゅっと凝縮されます。
ただ甘いだけでなく、とろりとした深みのあるコクが生まれ、一口食べれば凝縮された蜜のような濃厚な味わいが口いっぱいに広がります。
特徴②まろやかな酸味

貯蔵庫での熟成期間中に、みかんが持つ酸はゆっくりと分解され、角が取れたように穏やかになります。
このまろやかな酸味が濃厚な甘みを最大限に引き立て、絶妙な味のバランスを生み出します。「酸味控えめ」なので、酸っぱいみかんが苦手な方やお子様にも大変おすすめです。
特徴③ジューシーな果汁

しっかりとした外皮と、やや厚めのじょうのう膜(内側の袋)に守られているからこそ、蔵での長期熟成に耐え、美味しさを蓄えることができます。
プリッとした袋を噛むと、旨みが凝縮された果汁が溢れ出し、まるでジュースを飲んでいるかのようなトロっとしたジューシーな食感をお楽しみいただけます。

- 酸味の強さ
-
(強い) - 甘味の強さ
-
(強い) - 内皮の柔らかさ
-
(柔らかい) - 外皮の剝きやすさ
-
(剝きやすい) - 果汁の多さ
-
(多い) - 皮の色
-
オレンジ
- 種
-
ほぼなし
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蔵出しみかんに
ぴったりの品種

蔵出しみかんに最適なのは『林系みかん』です。
林系みかんは、この蔵出しみかんの製法においても優れた特徴を発揮します。林系みかん自体が甘味と酸味のバランスに優れ、果肉が柔らかくジューシーで、皮が薄いことから、熟成させることでより一層甘さが引き立ち、深いコクと香りが増します。
貯蔵することで、糖度が安定し、酸味もまろやかになるため、味わいが濃厚で贅沢な一品に仕上がります。このため、特に寒い冬の時期に食べると、熟成された深い甘みが際立ち、贈答品や特別な場面での楽しみにもぴったりです。
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蔵出しみかんの
時期と旬
蔵出しみかんは、1月中旬から3月上旬頃がにかけて出荷のピークを迎えます。
みかんのシーズン終盤に、また一味違った美味しさのみかんが楽しめるのが蔵出しみかんの特徴です。

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蔵出しみかんが
出荷されるまで
みかんを収穫する
みかんを蔵に貯蔵する
収穫したみかんを木箱に入れ、土壁の蔵へ。



みかんを蔵で熟成させる
熟成されたみかんを出荷する
蔵での熟成を経て、甘みと酸味のバランスが整い、まろやかな味わいになったみかん。
出荷前にもう一度、傷みや品質を厳しくチェックし、厳選されたものだけを丁寧に箱詰めしていきます。
こうして食べ頃を迎えたみかんが、順次出荷されていきます。



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蔵出しみかんの購入はこちら
こちらの公式オンラインショップから
ご購入いただけます。
今シーズンの販売は終了しました!
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蔵出しみかんの
歴史と文化
下津町はみかんの元首である橘(たちばな)が西暦71年に初めて植えられた場所。
下津町にある橘本神社には、その昔天皇の命により中国から原種を持ち帰ってきた田道間守(たじまもり)が祀られており、みかん発祥の地と言われています。
田道間守は地元では有名人。地元の小学校の校歌にも名を連ねています。
下津町の農家の先人たちは、山を切り開き、急斜面を平らにし、出た石で石垣を積み、水はけのよい土地と日当たりを確保して、美味しいみかんを作り、園地に土壁の蔵を作り、みかんを貯蔵する技術を磨いてきました。
石垣のことはこちらで詳しくお話しています。
→蔵出しみかんを作るために必要な石垣の話
私たちは今もその伝統を受け継ぎ、蔵出しみかんを守り続けています。
平成31年に和歌山県海南市下津地域の「下津蔵出しみかんシステム」が農林水産省により日本農業遺産に認定されました。
下津町の蔵出しみかんは、
『二度作るみかん』
【一度目は、畑で作る】
貯蔵をするための品種を植え、育て、収穫する。

【二度目は、蔵で作る】
よそをし、木箱に入れ土壁の蔵で貯蔵。
蔵の湿度・温度の管理をして熟成させ、
蔵出しみかんは完成する。

私たちはこの技術を代々受け継いでいます。長期保存が可能になった蔵出しみかんは関西中心の市場に出荷されることが多く、美味しい果実を長く食べることが出来る!と高評価を得ています。
後継者不足、労働力不足のみかん農家では、重労働がともなうこの作業を行うことがどんどん厳しくなっていますが、何とか新しい形も加えながら、この味を残していきたいと思っています。
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蔵出しみかんの保存方法
5つのポイント!
ここで紹介する保存方法は、
みかん・柑橘類全般に共通する
保存方法です。
ポイント①
箱はすぐに開封しておくことで、湿気がこもらず、果実が傷みにくくなります。
ポイント②
傷んでいる果実から優先して食べるようにすると、長く楽しんでいただけると思います。
ポイント③
箱を開封した果実の上に、ふわっと新聞紙をかけておくと、乾燥も防げて便利です。
ポイント④
保管する場所は、なるべく風通しがよく、涼しい場所にしましょう。
ポイント⑤
冷蔵庫保存の場合は、ビニール袋に入れるなどして野菜室で保存するのがおススメです。
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まごころ産直みかんの
みかんをご購入された方の声
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蔵出しみかんに関する
よくある質問
こちらのまごころ産直みかん公式オンラインショップにてご購入いただけます。
1月中旬から3月上旬が出荷時期です。
蔵出しみかんと普通のみかんの最大の違いは、収穫後に一定期間、貯蔵・熟成させるかどうかにあります。
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