蔵出しみかん

蔵出しみかんは、和歌山県下津町で代々受け継がれてきた伝統技法を用いて作られた、下津産貯蔵みかんの総称です。12月に収穫した果実を土壁の蔵で温度・湿度管理をしっかりと行い、1-2か月貯蔵します。じっくり熟成させたみかんは、濃厚な甘みとまろやかな酸味・果汁が口の中に広がります。

下津町は、傾斜地に石垣を作り、段々畑でのみかん作りが主流です。雨が少ない気候と水はけのよい畑、海からのミネラルを含む風で味の濃い酸味のある果実が出来ます。そして、酸味のある果実を先人の知恵が詰まった土壁の蔵で貯蔵することで長期保存が可能となり、時間をかけてじっくり熟成することで、より美味しく仕上がった果実を楽しんで頂く事が出来ます。

蔵出しみかんおススメの理由
1.　1月・2月に新鮮なみかんを食べることができる
2.　まろやかな酸味と濃厚な甘み
3.　伝統の蔵と技を用いたここにしかない味を楽しむ

蔵出しみかんは、一度目は畑で作り、2度目は蔵で作ります。
伝統の味を、代々受け継がれてきた味をお試しください。

蔵出しみかんは１１月中旬ー１２月末まで収穫したみかんを貯蔵庫で熟成させ１月〜３月にかけ出荷する晩生みかんです。熟成させることによりコクが生まれまろやかな味わいになります。生産者独自のこだわりが強いみかんで味わい深さも違います。
土壁の木造倉庫に一定期間保存しますが週一回腐敗等がないか念入りに確認しています。寒い季節のお供に最適なみかんになっています。

食べ頃は1月中旬頃から3月上旬頃。
1-2か月ほど貯蔵してから楽しむ品種であるため、外皮・内側の袋（じょうのう膜）に厚みがあるのが特徴です。
多品種に比べてもともと甘みが強いため、「みかんの強い酸味が苦手で・・」と言われる方にも喜んで頂いているのがこの蔵出しみかんです。
農家の蔵の中に眠っている期間はゆっくり、じっくり熟成を重ねます。
「そろそろ食べ頃！」と蔵から出されると、熟成速度が加速しますので、お手元に届いてからも日ごとに変化していく追熟を楽しんで頂けると思います。とはいえ、食べ頃のみかんを出荷しますので、ご家庭の環境下で長く追熟させることは難しいと思います。到着後は新鮮なうちに食べ進めて頂ければ幸いです。

　　　　酸　味　　：　　🍊
　　　　甘　味　　：　　🍊🍊🍊🍊
　　　　内　皮　　：　　🍊🍊
　　　　外　皮　　：　　🍊🍊🍊🍊
　　　　皮の色　　：　　オレンジ
　　　　　種　　　：　　ほぼなし
　　　　果　汁　　：　　🍊🍊🍊🍊
　　　　サイズ　　：　　🍊🍊🍊約5.5～9㎝
　　ひと玉の重さ　：　　約60～180g　　

　　　　　　　　　　　まごころ産直みかん独自調査結果　

温州みかんの皮は苦みが少ないうえ、じょうのうが薄いので、ジャムにするのもおすすめ。（※ジャムにする場合は、オレンジ色の皮の方が良い）
また、皮を乾燥させて陳皮にしたり、お風呂に入れてみかんの香りを楽しんでいただくこともできます♪
じっくり蔵で貯蔵した蔵出しみかんは、果汁が果肉全体に行き渡っているので、果汁を搾って生ジュースとして楽しんで頂くのもおススメです。市販のジュースとは違った濃厚な味わいをお楽しみいただけると思います。

【赤秀品】
形・見た目のよい果実のため、ご自宅用にはもちろん、贈答用やギフトにおススメです。